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離婚

【弁護士の小話】婚約者(17歳女性)とセックスした!淫行防止条例の適用はあるか?

「淫行防止条例」についてよくご質問いただきます。

これは、既婚者ではない18歳未満の男女と、「みだらな性行為」「性交類似行為」をした場合に、適用される可能性がある処罰規定です。

 

 

18歳未満ですから、対象は、17歳以下、ということになります。

また、女性は16歳から結婚できます。したがって結婚している女性であれば、17歳でも、この条例の適用はないわけです。

 

16歳の女性は結婚可能であるのに、淫行防止条例の適用ともなりえるというのは、どうも、落ち着きの悪い結論であるように思いますが、現行法ではこうなっています。

 

 

「みだらな性行為」というのは、要は真剣な恋愛関係にない場合の性行為、ということです。

ひらたくいうと、17歳の女性が婚約していて、婚約者とセックスすることは、おとがめなし、ということになります。

 

「性交類似行為」というのは、説明しだすととても面倒なのですが、性交と同視し得る態様における性的な行為、ということです。

 

 

 

若気のいたりといえば簡単ですが、若い人はトラブルに巻き込まれたら泣き寝入りせずに、警察に行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京大学法学部司法学科卒業。最高裁判所司法研修所修了後、裁判官に任官し、横浜地方裁判所、名古屋地方裁判所家庭裁判所豊橋支部、横浜地方裁判所家庭裁判所川崎支部判事補、東京地方裁判所家庭裁判所八王子支部、浦和家庭裁判所、水戸地方裁判所家庭裁判所土浦支部、静岡地方裁判所浜松支部判事。退官後、弁護士法人はるか栃木支部栃木宇都宮法律事務所勤務。

裁判官時代は、主に家事事件(離婚・財産分与・親権・面会交流・遺産分割・遺言)等を担当した。 専門書の執筆も多く、 古典・小説を愛し、知識も豊富である。 短歌も詠み歌歴30年という趣味も持つ。栃木県弁護士会では総務委員会に加入している。