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離婚

【弁護士の小話】プロポーズを受けただけで婚約は成立するのか?

恋愛は私的だが、結婚は法律上の契約

 

沖縄の伊良部大橋で男性が女性にプロポーズし、受け入れてもらった直後に、海に転落して亡くなったという事故が以前ありました。喜びと希望に満ちた瞬間に、本当にお気の毒なことです。

 

ですが、この彼女。

 

仮に何らかの理由で裁判になったときに、「婚約が成立していた。婚約者である」と認められるかというとなかなか微妙です。

 

 

いわゆる婚約破棄による損害賠償の事案で、婚約が成立していたかどうかが争われるケースでは、「プロポーズされて、受け入れました。」というだけでは、婚約が成立したとは認められません。親族への紹介。結婚の準備。一緒に生活する準備の進み具合など、いろいろな要素が絡み合って初めて、婚約が認められます。

 

 

「交際」「恋愛」は極めて私的なものです。二人だけのひ・み・つ♬ にしていても問題はない。むしろ、恋愛は「秘すれば花」のような面もありますね。

 

しかし結婚はそうではない。公のものです。結婚とは、交際、恋愛を、公の場に出し、公認を求める儀式でもあるのです。

離婚等のトラブルで何かお悩み事がございましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京大学法学部司法学科卒業。最高裁判所司法研修所修了後、裁判官に任官し、横浜地方裁判所、名古屋地方裁判所家庭裁判所豊橋支部、横浜地方裁判所家庭裁判所川崎支部判事補、東京地方裁判所家庭裁判所八王子支部、浦和家庭裁判所、水戸地方裁判所家庭裁判所土浦支部、静岡地方裁判所浜松支部判事。退官後、弁護士法人はるか栃木支部栃木宇都宮法律事務所勤務。

裁判官時代は、主に家事事件(離婚・財産分与・親権・面会交流・遺産分割・遺言)等を担当した。 専門書の執筆も多く、 古典・小説を愛し、知識も豊富である。 短歌も詠み歌歴30年という趣味も持つ。栃木県弁護士会では総務委員会に加入している。