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知的財産権関連

【弁護士の小話】ゆるキャラの著作権と著作権の初歩の初歩

今年も1年に1度のお祭り,『ゆるキャラグランプリ』が開催されましたね。一位は埼玉県のカパルでした。(正直初めてみたのですが、みなさんはご存知でしたでしょうか。埼玉県民の方に怒られそうですが。。)

 

さて、ゆるキャラにも著作権は発生します。

少し古いですが、「ゆるキャラグランプリ2012」のグランプリに選ばれたのは愛媛県今治市のキャラクター「バリィさん」でした。バリィさんの著作権は第一印刷に帰属しており,営利の目的であれば有料で使用許諾,公益目的であれば著作権を第一印刷で監修のうえ無償で使用できるそうです。

 

無方式主義と方式主義

 

「無方式主義」

著作権の成立には何らの表示も登録も必要とせず,著作物を創作することで当然に発生する無方式主義があります。

ベルヌ条約(『文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約』)に加盟している多くの国々の共通のルールとなっており,日本でもそうです。

 

 

「方式主義」

無方式主義とは違って登録が必要で、特許権、意匠権、商標権などは登録が権利発生の要件となっています。

 

著作物を著作権者の許諾を得ないで無断で利用してはいけない

 

著作権法では、著作物を「思想又は感情を創作的に表現したものであって,文芸,学術,美術又は音楽の範囲に属するものをいう。」と定義しています。

 

著作物を著作権者の許諾を得ないで無断で利用した場合,著作権侵害となることがあります。

 

著作権侵害は民事損害賠償の対象となるほか,刑事罰の対象にもなり,著作権侵害を行った者に対する罰則は,10年以下の懲役又は1000万以下の罰金が科せられます。しかし、親告罪のため,刑事罰を与えるには被害者自身が加害者を告訴しなければなりませんし,加害者が誰であるか知った日から6ケ月経過後は告訴することができないという制限があります。

 

著作権侵害のトラブルでお困りの方はぜひ一度当事務所までご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京大学法学部司法学科卒業。最高裁判所司法研修所修了後、裁判官に任官し、横浜地方裁判所、名古屋地方裁判所家庭裁判所豊橋支部、横浜地方裁判所家庭裁判所川崎支部判事補、東京地方裁判所家庭裁判所八王子支部、浦和家庭裁判所、水戸地方裁判所家庭裁判所土浦支部、静岡地方裁判所浜松支部判事。退官後、弁護士法人はるか栃木支部栃木宇都宮法律事務所勤務。

裁判官時代は、主に家事事件(離婚・財産分与・親権・面会交流・遺産分割・遺言)等を担当した。 専門書の執筆も多く、 古典・小説を愛し、知識も豊富である。 短歌も詠み歌歴30年という趣味も持つ。栃木県弁護士会では総務委員会に加入している。

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